第19話「マミの一番長い日」(あらすじ3行で)
新曲発表イベントの大切な日に木所さんのスケジュール管理ミスで離れ小島にロケに行ってしまったマミちゃん。
なにがなんでも6時までに東京後楽園球場まで戻らないとダメな状況。
セスナ、新幹線、船、ステージカーに自転車……ありとあらゆる交通手段を駆使して今回もギリギリ間に合うか!?
後楽園球場で行われるマミの新曲発表コンサート。チケットは5万枚完売。
パルテノンプロ始まって以来の大イベントで立花社長は朝から大興奮。
そんな大事な日なのに、木所マネージャーはスケジュールを1週間間違え、マミちゃんを連れて離れ小島にロケに行ってしまいます。
ちなみにこの日マミちゃんが着てる新しい服。
次週にわかるのですが、ショーウインドウに飾られる高級ブティックの服です。
乗ってきた飛行機は帰っていっちゃいました……
あり得ん!
しかしこれが木所クオリティ。
このままでは6時のコンサートに間に合わない!?
いきなりパルテノンプロ社内はパニック状態になります。
立花社長「ヘリでも鉄人でもゴッドマーズでも、空を飛ぶものなら何でもいい!」と指示出し。
他にも社員がたくさんいるのに……こいつらも何やってたんだ?
社員「放送局に頼んで報道用のヘリを借りましょう」という提案するも
立花「そんなの我が社の恥になる!」と却下します。
ここで小さなミスを認めて助けを求めていれば良かったのに、失敗を隠そうとするからよけいに傷口が広がります。
結局今回も途中でバレて大騒ぎになるんですけどね。
なんとかセスナを1機チャーター出来ますが、それとは行き違いに、島にいた大阪行きのセスナに便乗させてもらいます。
「ええんでっか?大阪にしか行きまへんで」
「陸続きならなんとかなります」
ならねえよ!
あ〜〜〜〜〜木所さんが余計なことをしなければ東京直行で帰って来れたのにーーーー。
無能な働き者めーーーー
木所!軍隊だったらおまえは間違いなく銃殺だ。
こうして大阪に着いた二人。
大阪からは新大阪10時46分発の新幹線ひかり号に乗りこみます。
マミちゃん、まだグリーン車じゃないんですね。
ちょっと焦ったけどこれならお昼過ぎには東京駅に着くぞw
と思ったら新幹線が事故で静岡熱海間が不通になります。
なんて持ってない人たちなんでしょう。
そしてここで何故か今日はずっとイライラ状態のネガがブチ切れ。
ネガ「普段からコンパクトの魔法を勉強しておけばこんなことにならなかったんだ!」
おいネガ、言ってることムチャクチャだろ。
お前がフェザースターの文字が読めないんじゃないか。
そもそも今マミちゃんが使ってるチート魔法は全部黒牡鹿が教えたものだぞ。(第6話参照)
でも時間はまだ1時18分。
おとなしく待っていればそのうち復旧するだろうし、振替輸送でも静岡からならまだまだ余裕。
と思っていたらまたまた余計なことをする木所さんとマミちゃん。
同じ事務所のグループ、甘グリ隊が静岡でコンサートをしていて、そこで使われているマミのステージカーを使って東京に向かうことにします。
ステージカーで高速道路を飛ばすマミちゃんたち。
時速160kmで暴走してます。
立花社長もそうだったけど(第8話参照)パルテノンプロ社員の運転は本当に荒い。
そして木所さん、道をあけない大型トラックにクラクションを鳴らします。
うわうわうわっ(大汗)
いくら急いでいても大型トラック相手にクラクション鳴らしたら絶対キレられますよ(経験談)
そしてマミちゃんまで「そこのトラック道をあけなさい!」と命令口調でアナウンス。
こんな恐ろしいこと絶対やっちゃダメです。
ひいいいいいいいーーーーーーーーーー
案の定キレたトラックの運ちゃんが体当たりでステージカーをぶっ壊し高速道路で玉突き事故を起こします。
さらにステージカー(推定価格1台1億円)もグチャグチャに壊されてしまいました。
しかし急いでいるマミちゃんたちはこのまま事故現場から逃走します。
警察の検問を逃れるため裏道を使うことにする木所さん。
しかしカーナビの無い時代、またまた変な道に迷い込み、あげくにステージカーを川に沈めてしまいました。
うあ〜〜〜〜〜 木所さーーーーん
ステージカー商品化の話がボツになったばっかりに(大人の事情)こんなことに。
ようやくここでマミちゃんは木所さんの言う通りにしていたら絶対間に合わないと判断。
木所さんを見捨て、船に乗って1人で東京に向かうことにします。
これはなかなか賢明な判断です。
そして船に乗ったマミちゃん。
チート魔法、能力全開!
今回はとうとう遊覧船を動かすほどのパワーを発揮します。
方向はコントロール出来ませんでしたが、時間を大幅短縮しました。
しかしここで問題発生。
マミちゃん、お金を持ってないことに気がつきます!?
え〜〜〜〜ギャラはどうしたの?
いやいや、売れっ子になるとサイフは本人じゃなくマネージャーが預かってたりしますから(適当)
マミ「ねえ君たち、どこまで行くの?」
小学生「東京だよ」
考えた末に優ちゃんの姿に戻ってどこかの小学校の遠足に紛れ込み無賃乗車で東京まで行くことにしました。
上手く紛れ込むことに成功!
しかしこの小学校大丈夫?
誰1人「この子誰?」って思わないのかな?
おまけに隣の席の男の子とは普通に会話を交わしてます。
ところでここで気になったんだけど、今日はいったい何曜日?
マミちゃんが朝から仕事してるんで日曜日と思っていたけど、遠足とはいえ学校行事があるということは平日なのか?
そして新宿駅が近づいてきました。
ここで車内からチート魔法を使って俊夫君のウォークマン(通信機能無し)に呼びかける優ちゃん。
優ちゃん「もしもし、俊夫。聞こえる?助けてほしいの」
え〜〜〜〜〜〜〜
声だけ聞くとマミか優かわからんぞ!?
優ちゃん「俊夫、マミさんがピンチなの」
いや、細かいことはもうどうでもいい。
マミちゃんから連絡があったことを立花社長に伝えるためスタッフルームに入る一般ファンの中学生……
いやいや、この少年こそかつてマミのデビューに一役買い、事務所に強力なコネクションを持つ大伴俊夫君。
今回もマミちゃんが5時47分新宿駅着のロマンスカーに乗っているという情報を伝え、パルテノンプロのピンチを救います。
しかしコンサートの開演時間なんて今は2時間ぐらい平気で遅らせるアーチストいっぱいいますけどね。
この時代は時間厳守だったのかな?
しかしまだまだ終わらない。
最後の最後で新宿駅からテレビ局まで渋滞に巻き込まれたマミちゃん。
車を降りて自転車を盗み自転車を調達し、2人乗りでテレビ局のヘリポートへ向かいます
うわあ、盗難車破壊黙って借りた自転車が壊れた〜〜
しかし最後はヘリに乗って上空から登場するという演出で今回もギリギリ間に合いました。
いつもより豪華な衣装。
ヘアスタイルもいつもよりグルグル巻いてます(いつやった!?)
つづく