第6話
いよいよCM出演が決まったマミちゃん。
着実にアイドルスターの階段を上がっていってます。
CM撮りはよくわからないけど山奥。
しかも撮影スタッフは監督とカメラマンが一人だけ。
いいのか、こんなのでw
ですが今回、芸能界ネタは付け足しです。
メインは魔法を使う雄鹿をめぐるファンタジーストーリー。
and視聴者サービスで優ちゃんの妄想シーンw
さて話を戻して。今回スタッフとは別行動で電車で撮影現場に向かう優ちゃん。
撮影現場近くにあるモッパラ鍾乳洞には人間を不幸にするのが生き甲斐の黒い雄鹿が、神様によって閉じ込められていると言う伝説があるそうです。
ネガ「もしかしてフェザースターの雄鹿では!?」
立ち寄ったその鍾乳洞の奥からは優ちゃんネガポジにだけ聞こえる不思議な獣の鳴き声が聞こえてきます。
怖いもの知らずの優ちゃん、鍾乳洞に1人でどんどん奥へ進んでいきます。
すると鍾乳洞の奥にある穴からなにやら怪しげな声が。
雄鹿「ぼくをここから出して。悪いことしないから信じて」
なにやら上に重しの石が置かれています。
ネガ「フェザースターの雄鹿だな?」
雄鹿「暗いから出して。助けて」
都合の悪い質問には答えず巧みに話題をすり替える。これ詐欺師の常套手段です。
ネガ「助けちゃダメだ。質問したことに答えてない!」
ネガは頼りになるお目付役です。
しかし優ちゃん、ネガが止めるのも聞かずその石を動かして助けようとします。
どうしてこう問題を起こすのかな?
こうして出てきたのは小さな黒い雄鹿。
見るからに怪しそう。
案の定、雄鹿を助け出してから何やら不幸続きの優&マミちゃん。
転んでケガをしたり、木が倒れてきたり。
そして明らかにウソの道を教えられ、その崖の上から石が落ちてきます。
マミちゃん危うく命を落としそうになります。
それでも超ポジティブ思考で雄鹿をかばうマミちゃん。
それに感動して黒い雄鹿が涙を流すと……
大きな普通の雄鹿に戻ってしまいました。
「昔ぼくは地球に来ていたずらをして、ピノピノに罰として魔法をかけられ真っ暗な闇に閉じ込められました」
「でも優しい君のおかげで穴から出られました。ありがとう」
おいちょっと待て。ピノピノのこと随分悪く言ってるけど、それじゃまるでピノピノが血も涙も無いひどいやつみたいじゃないか?
そもそもこの雄鹿、いったい何をしたんだ?
雄鹿本人はいたずらと言うけど、今さっきもマミちゃんを殺そうとしたところを見るとそんなにかわいい話ではないような気がする。
あのピノピノを怒らせるぐらいだから相当な悪事を働いたと考えるべきだろう。
「人間を不幸にするのが生き甲斐」って伝説として伝わってるぐらいだから、ひょっとしたら大災害や戦争を引き起こしたのかもしれない。
だとしたらいたずらと言うには随分過少申告な気がする。
それからこの雄鹿はいったい何年ぐらい閉じ込められていたのか?
伝説として地元の観光ガイドに載るぐらいだから100年以上は確実で、ひょっとしたら1000年だってあり得る。
そう考えればもうこれはいたずらじゃなく犯罪者の投獄だったのかも知れない。
そんな危険な雄鹿を世に出してしまった優ちゃん。
どう責任を取るんだ!?
マミ「これからどうするの?」
雄鹿「身体が元に戻ったと言うことは罪が消えたと言うことです」
おいおいおい!?適当なこと言うな!
先月フェザースターの舟が地球に来たとき、ピノピノはお前のことなんて何も言ってなかったぞ。
つまりピノピノはお前を許す気なんかさらさら無く、まだまだ閉じ込めておくつもりだったのだろう。
こうしてお人好しのマミちゃんを騙して、拘束魔法も解けた雄鹿はまんまと脱走に成功したのです。
お礼に変身以外の魔法を使えるようにしてあげるとかいって魔法を授けます。
雄鹿「物と仲良くなる力。愛は信じること、信じる力は愛です」
カルト宗教家みたいなこと言ってます。意味わかりません。
新しい魔法とは石ころを少しだけ動かせる力です。こんなのいつ使うんだ?
こうして雄鹿は「フェザースタに帰ります」と言って旅立っていきますが本当に帰ったのかな?(※第26話で帰ってなかったことが判明)
今度フェザースタの舟が地球に来るのはまだ11ヶ月も先。
ピノピノがこのことを知ったらどうするだろ?
まだまだこうしてマミの物語は続くのです。