第20話(あらすじ3行で)
トンガリ王国に2000年前から伝わる「生け贄の指輪」がマミに送られてくる。
この指輪をはめた者はトンガリ火山の神に生け贄として捧げられる運命になる。
そんな恐ろしい指輪をうっかりはめてしまった木所さんを、トンガリ王国は生け贄にしようとするが……
朝からファンレターの整理をする木所さん。
こんな雑用、部下にやらせりゃいいのに。
って部下いないのか?
そして自分へのファンレターが激減していて不機嫌になる綾瀬めぐみさん。
前回ちょっと後輩思いな一面も見せたんですがやっぱりマミが嫌いみたいです。
めぐみ「外国からファンレターなんて生意気ね」と言いながらマミのファンレターを無断で開封。
ファンレターと言えど、他人宛の手紙を無断で開封すれば刑法133条親書開封罪、1年以下の懲役または20万円以下の罰金です。
そしてそのマミちゃんのファンレターの中にあった指輪を勝手に自分の手にはめる木所さん。
ホントどうなってるんだ、この会社のモラルは!?
しかしバチが当たって木所さんは指輪が取れなくなってしまいました……
さてこの日は優ちゃんの通うセントレミー学園をトンガリ王国の国王と王子が訪問。
なんだか石油がいっぱい出そうな国の王様みたいですね。
それにしても外国の要人が視察に訪れるなんてやっぱりセレブな私立の学校なんですね。
そして歓迎の花束を優ちゃんが渡すところがテレビのニュースで流れます。
こういうのって今なら絶対キャプ画像取られてネットでネタにされますよね。
「森沢優ちゃんハァハァ」「オレの嫁シコシコ」
気をつけろ、優ちゃん。
キモオタどもが君の笑顔をおかずにしてるぞ。
広末とかも小学校のとき、全国のキモオタにオカズにされたんだろうなあ。
そして放課後は新曲のビックリレコードのスタジオでレコーディング。
普通に優ちゃんの姿のまま簡単にスタジオに入れます。
そのとき外には何やら怪しげな黒めがねの男たちが……
会話からなにやらマミちゃんを待っているようですが。
どこからスケジュールを調べたんだ?
「昨日は眠かったから歌の練習さぼっちゃった」
優ちゃん、どうやら家でも歌の練習をしてるみたいです。
そして誰もいない部屋でこっそり変身!
練習はさぼったけど喉の調子はいいみたいです。
そしてレコーディングは新しいステージ衣装で。
変身したときに服がどうなるのか、イマイチわからん。
ま、いいか。
その後テレビ局に移動するマミちゃんと木所さん。
なんとその移動中の車を止めて一緒に写真を撮ってもらう大伴俊夫君。
かなり図々しいお願いみたいですが先週パルテノンプロの大ピンチを救った功労者です。
タレントさんへのボディタッチとかも強力なコネクションを持つ彼なら許されるのです。
しかしせっかくマミちゃんとのツーショット写真を撮ったのに
なんとそのカメラをトンガリ王国の黒メガネたちに盗まれてしまいます。
黒メガネ「いいカメラだ。Made in Japanだぜ」
普通に泥棒じゃねえか!?
お前ら日本に来てなにしてるんだ。
外交問題になるぞ。
ホテルのVIPの一室。どうやらトンガリ王国の国王と王子たちです。
国王も恐れる、薄気味悪い謎の老婆。
実はトンガリ王国で2000年生き続ける魔法使いの老婆です。
「2日以内に指輪をはめた生け贄をトンガリ火山の神にささげないといかんのじゃ!」
なんとトンガリ王国では今も生きた人間を神に捧げる生け贄の儀式が行われてるのです。
どこの土人国家だよ?
トーゴとガーナの隣ぐらいか?さてはアフリカだな。
トンガリ火山の火の神を鎮めるため、呪いの指輪をはめた女もしくは子どもを火口に投げ込むのだそうです。
そして今回その生け贄にマミちゃんが選ばれたのです。
もし指輪が見つからない場合は王家の血を引く王子が生け贄になるのです。
しかしだからといって何の関係もない他国の少女を生け贄にして殺すつもりなのか!?
なんて恐ろしい土人国家だ。
ところがさっき盗んだカメラのフィルムを現像すると指輪は木所さんがはめていることが判明。
これにより生け贄が木所さんに変更されました。
今度は木所さんを狙う黒服SPたち。
1人になったところを襲い、なんとチェーンソーで指ごと切り落とそうとします。
未開の国らしい手荒なやり方です。
ポジとネガの魔法によってなんとか危機を乗り切った木所さん。
しかしまだまだ黒服たちの追跡を止まりません。
とにかく指輪を外そうとあちこちを奔走する4人。
あれ?マミちゃん、もう家に帰らないと。
今何時だ?8時は確実に過ぎてるな。もう夜も遅いよ?
小学生がこんなに遅くまで外出していたらお父さん、お母さん心配するぞ。
ところでマミちゃんが先週から着ている新しい服。
高級ブティックで売られてました。
自分で働いたギャラで買ったんだよね。よく似合ってるよ〜。
4人のあとを追い、人気の無い駐車場で銃を発砲するトンガリ王国の黒メガネSP。
おい、いい加減にしろ、おまえら。
ここは日本だぞ。
少年たちから高給カメラを盗み、一民間人の指を切り落とそうとし、最後は銃で殺人未遂。
ここまでやったら外交問題に発展しないほうがおかしい。
立花「狙われてるのは木所だけだ!」と社員を見捨てて別の方向に逃げます。
そして2発目の発砲。
むこうも腹をくくったようです。
マミちゃんと木所さんが逃げ込んだ部屋には、あの2000年生き続けてるという魔法使いの老婆が先回りしていた。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
おばば「いーーーーひっひっひっひ。指を切り落としてでも指輪を返してもらおうか」
老婆の魔法で木所さんを石化!
このババア、本物の魔法使いだ!
しかも経験2000年の大ベテランだぞ。
そのベテラン魔法使いに、まだまだ新人魔法使いのマミちゃんが挑みます。
「今度は私が(魔法で)指輪を外すわ!。おばあさん、ちょっと後ろを向いてて」
え?魔法使い同士でも魔法を使える所を見られるとダメなの?
フフフ、実はこれ相手を油断させるマミちゃんの作戦だったのです。
指輪を外すだけと言いながら、実は
呪いの指輪を石化!
えーーーーーーーいつ覚えたの、こんな魔法!
実はいま見て覚えました\(^o^)/
北斗の拳でもこんなのがあったな、そういえば。
「ひああああああああああぁぁぁぁーーーーーーー」
マミちゃんの魔法で指輪が石化に成功すると呪いの効力が無くなり、老婆も塵になって消滅しました。
マミちゃん、スゲエーーーー。最強の魔法使いだ。
マミ「また勝っちゃった……」
翌日、トンガリ国王に直接会いにいくマミちゃん。
ホテルのロビーで国王を待ち伏せしています。
何読んでるのかなあ?女性週刊誌?まさかw
マミちゃんの中の人(優ちゃん)は小学4年生ですからりぼんとかなかよしかな。
出てきた国王に近づいて話しかけます。セキュリティガバガバだな。
マミ「た い へ ん お世話になりました(私はあなたたちが日本でしたことを全部知ってるわよ)」
マミ「安心して。あのおばあさんの呪いは私が解きました」
国王「ひ、ひえっ……(あの呪いのオババに勝ったのか。この子いったい何者なんだ?)」
トンガリ国王に大きな貸しを作ったようです。
マミ「すてきな贈り物ありがとう(お前の身代わりで生け贄にされて、もうちょっとで火山に投げ入れられるところだったわよ)」
皮肉たっぷりですが殺されかかったんだからこれぐらいは言っておかないと。
王子「ごめんね、マミちゃん」
マミ「いいのよ、これからも応援してね(今の言葉を謝罪とうけとめ、賠償として今後は王室あげて応援してもらいます)」
後日、トンガリ王国からマミちゃんにお詫びの品がとして荷物が届きましたが、何が入っていたかは不明です。
今回のまとめ
土人国家トンガリ王国は現代に於いても生きた人間を神に生け贄として捧げる儀式がある。
その生け贄に選ばれたのは、なぜか日本のマミちゃん。
しかし呪いの指輪をまちがってはめてしまった木所さんが生け贄候補になってしまう。
木所さんの命と指輪を狙ってトンガリ王国のSPたちが日本でカメラを盗み、電気のこぎりで指を切り落とそうとし、最後は銃で殺害未遂。
もし表に出れば確実に外交問題に発展する。
しかし魔法対決に持ち込み、指輪を石化して呪いを封じ込め、魔法使いの老婆を塵にしてマミちゃんが勝利。
外国の王室に強力なコネクションを作った話でした。