第26話「バイバイ・ミラクル」
元の姿に戻れなくなってしまったマミ
絶対に知られてはいけない秘密を見られてしまったマミちゃん。
マミ「……見た?」
中の人は10歳なのに、表情は完全に大人の女です。
「みんなが待ってるから……」
そう言ってマミとしてステージに向かうマミちゃん。
こうして俊夫君を思いながら歌いますが……
しかしショックから立ち直れず、大事なステージで歌詞が飛んでしまうマミちゃん。
このピンチに駆けつけてくれたのは永遠の引きこもり少女、中原美也ちゃん。
そして幽霊、妖怪、座敷童、悪魔の使い、その他モブたち。
いたな、そういえばこんな連中。
見事立ち直り、これで新人賞は確定か!
と思ったのですが、新人賞は残念ながら高田麻美()グラデーションナイトにもっていかれました。
デビュー半年にして球場コンサートを満員にし、CM2本に出演するマミちゃんを抑えて新人賞をとる高田麻美っていったい何者なんだー?
残念そうな立花さん。
これってやっぱり事務所の力の差ですよね
21世紀ではこれを忖度と呼びます。
しかしマミちゃんには審査員特別新人賞が授与されました。
喜んでくれる先輩の綾瀬めぐみさん。
事情を知る大伴俊夫くんは複雑な表情。
そしてそんなにマミのファンでもないのに一緒に喜んでくれるミドリ君。
実はこのあとミドリ君は俊夫君に薄情な目に遭わされます……
帰る家がなくなった優ちゃん
歌謡祭の後、パルテノンプロ事務所で打ち上げパーティがあります。
木所「もちろんマミちゃんも来るよね?」
マミ「行けたら行くわ」
はい、行きません。
このあと1人で街をさまようマミちゃん。
石化して使い物にならなくなったステッキが悲しい……
設定ではまだ17歳。下手すりゃ補導されますよ。
所持金120円……
え……マミちゃん、ギャラはどうしたの?
一方、このピンチにポジとネガは何をやっているかと言うとテレパシーでフェザースターのピノピノと連絡を取ろうとしています。
しかし二人の弱いテレパシーでは遠くのフェザースターまで届かないので、誰かに中継してもらわないといけません。
ん?遠くのフェザースター?
フェザースターって最も遠くにありながら最も近くにあるんじゃ……?
ま、いいか。
そしてこの二人の微弱なテレパシーを受けて駆けつけたのはあの黒牡鹿!
こいつ、やっぱりフェザースターに帰ってなかった!
まわりに不幸を巻きちらす災いの黒牡鹿。
実は今回のトラブルもこいつの仕業じゃないかと睨んでます。
行方不明になったマミちゃん、もとい優ちゃんを見つけたのはやっぱり俊夫君。
前に優ちゃんを探しにきてマミちゃんと会えたあの公園です。(第2話参照)
おいちょっと待て俊夫!ミドリ君はどうした?
実はミドリ君を置き去りにして一人だけでマミちゃんに会いにきました!
俊夫「オレ誰にも言ってないよ。だから帰ろう」
マミ「私もう優に戻れないの。人に見られたらおしまいなの」
俊夫「そ、そんな……」
そしてピノピノと再会
ここへ奇跡的に連絡の取れたフェザースターの船が再び地球へ。
牡鹿、仕事した!
方舟に引き込まれるふたり。
ピノピノキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
マミ「ごめんなさい。誰にも内緒だっていわれてたのに」
ピノピノ「不幸な事故だ」
ん?ピノピノって誰かに似てるぞ。
わかった、警視庁のマスコット・ピーポだ!
あんまり似てなかった……
ちばあきお「キャプテン」のイガラシか!
こちらのほうが似てるなw
ピノピノ「ぼくに出来ることはただひとつ。君(俊夫)の願いを1つだけ叶えてあげること」
ピノピノ「なにがいい?君の将来でも保証しようか?」
このセリフは強烈でした。
筆者は30数年経った今もこのセリフだけは覚えています。
もし同じことを言われたら自分ならなんて答えるだろう?
やっぱりお金かなあ。
でも未来を保証するってことは運命を操作出来るんだからお金以上にすごいよな。
そう考えるとピノピノっていったい何者なんだ?神様?
しかしその部下のポジとネガはあまりたいしたことがない無能っぷり。
結局俊夫は「優を元に戻してください」とささやかな願いを申し出る。
イイハナシダナー
こうして無事元の姿に戻れた優ちゃん。
優「本当にこれで良かったの?わたしもうマミになれないよ」
俊夫「そんなことないよあと何年かしたら……」
優「えっ❤️」
俊夫!それが狙いかーーー!
マミの正体が優ちゃんだとわかった以上、
いずれクリィミーマミと完全互換の女の子を彼女にできる!
そういう計算があったのか。
でもしばらくして冷静になると、取り返しのつかないことをしてしまったことに気がつき後悔します。
俊夫「しまった!また優が魔法が使えるようにって頼めば、いつだってマミちゃんに会えたのに」
俊夫「それに将来マミちゃんみたいになるって保証はどこにも無いし」
冗談ぽく言ってますが結構マジです。
フフフ、ならないのだ。その予想は当たってるよ俊夫君w
でも感動の最終回でした。めでたしめでたし
あれ、もしかしてつづくのか?