第47話「マミのファーストキス」
優ちゃん=マミのファーストキスはいつ?
そりゃあ中の人はまだ小学生ですからね。
ファーストキスってまだまだ早いでしょって。
いやいやいやいやいや
おい、ちょっとまて💦
たしか子どもの頃、俊夫くんと白雪姫ごっこ(寝ている(ふりしてる)女の子にキスする遊び)してたって言ってなかったっけ?(第14話「わたしのミスタードリーム」)
2ヶ月前には兵藤さんとこんなことがあったし(第38話「ときめきファンクラブ」)
さらに1週間前には貴宏さんとも(第46話「私のすてきなピアニスト」)
しかも貴宏さんとはこのあと朝帰りまでしてるんですよねw
ぜったいキスぐらい経験済みでしょ、優ちゃん(マミ)
でも女の子は無かったことにしちゃうんです(真理)
なので今回は優ちゃん=マミの初めてのキスのお話なのです。
マミ2本目の主演映画
1本目の主演映画「マリアンの瞳」から3ヶ月も経たずに2本目の「ブルー・メアリーの伝説」が決まったマミちゃん。
今回の映画は伊藤監督。
おいおい、ずいぶん太ってるなあ、伊藤和典w
そしてプロデューサー。
おや、前回マリアンの瞳を撮った轟監督ではないか。(第37話「マリアンの瞳」)
今回はどうやら監督ではなくプロデューサーのようです。
前回の映画はドッキリでしたが、今回の映画は恋愛もの。
立花社長、映画出演を頼みます。
そのとき普通にマミちゃんの方に手を回してくる立花さん。相変わらずのセクハラ案件です。
しかしクライマックスにはキスシーンがあると聞いて出演を拒否するマミちゃん。
マミ「絶対いや!」
立花「そうか、わかってくれたか」
マミ「もうっ(怒」
断るマミちゃんですが、立花さんのいつものやり口で強引に話を進めます。
相手役オーディション
そして当日いきなり相手役のオーディションです。
いやいやいや、主演女優が今日まで知らなかった映画に、一般からオーディション?
どうなってるんだ、このプロダクションのスケジュール管理は?
しかもオーディション会場ではタレントの名前を間違ってるし(汗)
あとこのあと相手役に決まった城田まさきの名前も間違って城田まことになってたりします。
一般からの応募で集まったのはどう見てもオタ系の人たちw
審査員の合計点数が一番高かった人が相手役に決まる。
どうやらガチのオーディションで忖度はないようです。
審査員は5人。轟プロデューサー、伊藤監督、マミちゃん、立花社長、カメラマン(?)
そしてなんと!このオーディションに大伴俊夫くんまで応募してきていた。
なんとかマミちゃんの相手役になろうと必死の演技。
これがわりといい感じで監督やプロデューサーから高評価。
そして立花社長からも。
立花「きみには可愛いガールフレンドがいたね。マミちゃんと映画に出たら怒られない?」
マミ「ドキッ」
俊夫「あんなの関係ありません!」
マミ「んーーーっ(怒」
いやいや、こういうところが俊夫のダメなところなんだよなあ
しかし残念ながら俊夫くんは次点。落ち込む俊夫くん。
相手役に選ばれたのはマミちゃんと同じ芸能生活1年目の新人俳優、城田まさき。
すでに出待ちまでしてる熱烈なファンの女の子たち。
あーーーーやばいっ!
これはマミちゃんが好きなタイプの男だ!
でもこの子たちも、映画でキスシーンがあると聞いて、マミに嫉妬しています。
ファンA「なんでマミなんかとキスするのよ」
ファンB「マミなんか死んじゃえ!」
いやいや、主演女優でさえ今日までキスシーンがあることを知らなかったのに何で君たちが知ってるんだ?(謎)
まあ、細かいことはいいか。
それを聞いていたマミちゃん。
マミ「わたしがどうしたって?」
マミちゃんの迫力にビビる3人
そりゃあマミちゃんのパパとママって元暴走族でバリバリのヤンキー。
そのDNAを受け継いでますから、ガンの飛ばし方(関西ではメンチ切る)のレベルが違うんですよ。
しかしこの3人があとでいい仕事をしてくれます。
でもやっぱりキスはしたくない
でもやっぱり小学生の優ちゃんにとってファーストキスは大事。
悩む優ちゃんとそれを見守るポジとネガ
ネガ「好きな人以外とキスするなんてフェザースターじゃ考えられない(怒)」
キス前夜
そしていよいよ明日はキスシーンの撮影。
しかし緊張でいつまでも寝られない優ちゃん。
優ちゃん「今日はパパとママと一緒に寝よう」
そう言って1階に降りていくと、そこではパパとママが……
うわっ💦これはいけませーーん
でもまだキスでよかったw
これが(以下自粛)
でもパパとママのキスを見た優ちゃんはショックで家を飛び出していきます。
やっぱり小学生の優ちゃんには刺激が強すぎたか!?
真夜中にパジャマのままで外へ出ていく優ちゃん。
それより今何時だよ?どう見ても12時回ってるぞ
そして気がつけば俊夫くんの家の前。
真夜中に会いに来た小学生が言ったことは
優ちゃん「わたし、初めてキスするときは一番好きな人とするの」
パジャマのままで俊夫くんとキスしたいという告白(伏線回収)
しかし突然の告白に思わず笑い出す俊夫くん。
だからお前はダメなんだ!
キスシーン撮影の日
すでに現場では大がかりなセットが組まれています。
こうやって大勢の大人たちが動くことで、断りきれない状況を作るんですw
まさき「今日はよろしくね、マミちゃん」
マミ「こちらこそ」
やっぱりあまり乗り気じゃないです。
そしてこの撮影を邪魔するためにやってきたのが、昨日の3人組
そしてこの男も。
せっかく昨夜にマミの中の人とキスするチャンスがあったのにね。
いよいよキスシーン
そして夜になっていよいよキスシーンの撮影。
あれ?マミ……いや優ちゃん、家に帰らなくて大丈夫か!?
これもう"午後8時のシンデレラ"の設定忘れてるだろ
そしてこの時には、すでに2人がキスするベンチにロープがかけられている。
これはもちろん城田まさきファンたちの仕業。
キスする瞬間にベンチを倒して邪魔しようという作戦みたいです
がんばれ、全国のマミファンも君たちを応援してるぞw
そしていよいよキスするという瞬間にロープを引っ張ると
ベンチが倒れるだけじゃなく、なんとセットまで壊してしまった!
やりすぎだぞ、おまえら!
ふたりは滝つぼへ真っ逆さま!
これ普通死ぬよね?
しかしここでマミちゃんのピンチとなったらこの男が!
自分の危険も顧みず、自分も滝つぼに飛び込んでいった。
ここでマミちゃん召喚魔法を発動!
ドラゴンのセットが意識を持って動き始めた!
セットが勝手に動き出したことにおどろき、カメラを回せという伊藤監督
いやいやいや人命救助が先だろ!
そしてこのドラゴン、マミちゃんを助けにいくのかと思ったら、なんと相手役の城田まさきの方を助けたのです。
さすがマミちゃん!
魔法を自分のためじゃなく人を助けるために使ったのです!
いいはなしだなーー
一方、さらに流されていくマミちゃん。
必死で追う俊夫くん
すでに意識がなくなり水中に沈んでいくマミちゃん
やっと追いついてマミちゃんを抱きかかえた俊夫くん!
そしてどさくさに紛れて俊夫のやつは……
ダメです、ふたりにはまだ早過ぎます!
全国の小学生たちが見てるんですよ。
伊藤監督が許しても私が認めません。
こうしてまたしてもマミちゃんのピンチを救った俊夫くん
ファン子たちを叱る城田まさき。
なのにこの伊藤監督ときたらニコニコ顔。
おまけに「おかげで迫力あるフィルムが撮れた!」と大喜びです。
おいおい、この伊藤監督の倫理観どうなってるんだよ?
普通に殺人未遂事件ですよ
本当に2人が無事で良かったわ。
一方、またしてもパルテノンプロのピンチを救った俊夫くん。
またしても大きな貸しができたぞ。
ライブチケット100枚分ぐらいのね。つづく