第2話。
今回は作画が安定してます。
太田貴子の演技はまだまだですが1話よりはマシになったか。
今回新たに登場するのは、立花真吾、綾瀬めぐみ、木所隼人マネージャ、星井守プロデューサー。
劇中の芸能界要素の登場人物が出そろうことになります。
たとえば大手芸能プロダクション←(笑) パルテノンプロの二代目社長立花真吾、20歳。
キャラクターデザインが高田明美なので、これでもし声が神谷明だったら完全に高橋留美子のアニメになるところでした。
前回1983年7月3日(日)に、魔法を手に入れた優ちゃん。
この日、劇中でお父さんが「日曜日」と言ってることからあれから1週間後の7月10日(日)と思われます(放送日は1983年7月8日(金))
魔法の他にいろいろなものが増えてます。
まずネコ2匹。
いきなり食べ物屋さんの厨房に堂々とネコがいます。
さらに親が買い与えてない化粧道具(魔法のコンパクト)を小学生が所持することになってます。
マミに変身した優ちゃん、早速その姿で両親の前に現れ、いきなり「おとうさん」と声をかけてしまいます。
いきなり知らない子どもから「おとうさん!」なんて呼ばれたら、うちの嫁なら「どういうことよ!?」ってぼくの胸ぐら掴んでますわw
しかし街中でステージ衣装だったことが幸いして、隠し子ではなく不思議ちゃんと思われたみたいです。
ちょっと親をからかってるっぽい。
ポジ「覚えたての魔法が珍しいのよ」
あれから1週間経ってるんですがね。
さらにその後、俊夫とすれ違い一目惚れさせてしまいます。
そしてそのままろくにお金も持たずにステージ衣装のまま電車に乗って(おそらく日テレの)汐留まで移動。
なおクリミヶ丘があると言われてる国立市から、現在なら交通費は813円、約1時間かかります。
そして汐留のビル付近でボーッと突っ立てるところに通りがかったのはパルテノンプロ社長立花真吾。
この立花社長、ずぶの素人をいきなりスカウトして、そのまま何の打ち合わせもなしにステージに上がらせます。
ぶっつけ本番でテレビ局には曲も用意されておらずボーゼンと立ち尽くす1人の少女。
いくら何でもそこにいた素人に打ち合わせもなしにテレビに出させるって無責任にもほどがある。
マミ「どうしよう……」(そんなに焦った様子が顔に出てませんが)
どう見ても放送事故です。ほんとうにありがとうございました。
しかしそこは魔法少女アニメ。魔法で音楽と歌をゲット。
つまり作曲がマミ本人ということになり、シンガーソングライター・クリィミーマミの鮮烈のデビューを飾りました。
あまりの衝撃にステージに押し寄せる観客。
ここでまた魔法を使って時間を止め脱出する優ちゃん。
魔法万能過ぎるだろw
突然消えたのでギャラも貰えなかったため電車賃も無く、俊夫に迎えにきてもらう優ちゃん。
そこで変身して俊夫を待つマミ。
でも優とマミ、声が一緒です。気がつけよ、俊夫。
俊夫「また会えますか?」
マミ「その女の子と仲良くしていたらまた会えるわ」
そういって去っていくマミ。
完全に男を手玉に取ってます。
中身は小学4年生なのにこれですよ。ホント、女って怖いなあ。
でもこれで物語の舞台は整いました。次回へ続く。