パルテノンプロ2代目社長 立花慎吾
プロフィール
立花財閥の御曹司で、芸能プロダクション・パルテノンプロの若き2代目社長。20歳。
設定では「成績優秀・スポーツ万能」となっているが、20歳にも関わらず大学や専門学校に行ってる描写はないので最終学歴は高卒以下。
笑顔と白い歯が爽やかな二枚目キャラだが、我を忘れると途端に三枚目的言動を見せる。
ワンマン社長にありがちな押しが強く、調子のいい性格でもある。
意外に小心者で、怪談話が大の苦手。(第9話「ま夏の妖精」、第12話「スタジオは大停電」、第46話「私のすてきなピアニスト」)
父はパルテノンプロ会長でニューヨークに在住、母はすでに他界している。
父親によると見た目は若い頃の妻にそっくりらしい(第35話「立花さん、女になる!?」)
ちなみにヘリコプターの操縦免許を持っている。
パルテノンプロ
パルテノンプロには綾瀬めぐみ、クリィミーマミの他に甘グリ隊という男性グループが所属している。
マネージャーも木所隼人以外にも数人おり、高層ビルのオフィスに社員も大勢いることからかなり大きなプロダクションのように思える。
にも関わらず、綾瀬めぐみが遅刻(渋滞が原因)でステージに穴を開けそうになった時(第2話)、自社のタレントを代理に立てられなかった。
また社員が大勢いるにも関わらず、無能マネージャーと呼ばれる木所隼人が事務所のトップスター綾瀬めぐみやクリィミーマミの担当をしている。
人事としてはかなり無茶苦茶な人員配置といえよう。
そして所属タレント(クリィミーマミ)の本名も住所も知らないという、ありえない契約形態。
仕事のスケジュールは前日か、せいぜい1週間前になってようやくタレントに告知される(中には当日ということもある)。
海外コンサートでさえ1ヶ月なかった(第50話「マミがいなくなる……」)
以上のようにわりと行き当たりばったりで会社が運営されている。
所属する女性タレントに対する態度
綾瀬めぐみとの関係
普段は人前でも「慎吾」「めぐみ」と下の名前を呼び捨てにする仲である。
しかし第3話では「慎吾」と呼ぶ綾瀬めぐみに対して「社内では名前で呼ぶな」とめぐみに注意している。
なお社長に就任する前(約2年前)までは「立花さん」「めぐみちゃん」という呼び方だった。(第23話「星のパラソル」)
現在は真夜中に綾瀬めぐみのマンションを訪ねて、部屋に上げてもらえる関係である。(第35話「立花さん、女になる!?」)
また「立花さん女になる」では父親は綾瀬めぐみが恋人と思っている。
人前でも、スタジオの廊下で抱きついたり(第12話「スタジオは大停電」)、腕を組んだりしている(第26話「バイバイミラクル」)
公私混同もはなはだしいが、社長とトップスターということで咎めるものは誰もいない。
クリィミーマミへの想い
突如出現したクリィミーマミをスカウトし、強引に自社専属のタレント契約を結ぶ。
が、実際はマミの本名も住所も知らないため、ギャラなどはどうやって支払っていたのか不思議でしょうがない。
私生活がまったく不明なマミを当初は調査しようとしたこともあったが結局あきらめた。(第35話「立花さん、女になる!?」)
クリィミーマミの登場以降、めぐみよりマミの方に好意を寄せるようになり、しばしば口説き落とそうとしているがマミちゃんからは相当嫌われている。
第13話「鏡の向こうのマミ」では「告白はこっそり僕だけに言って」と耳打ちするがマミからは「バーカ」と一蹴される。
第21話「かわいい恋のパーティー」では自分の誕生パーティーに出席を頼むが断られる。
第23話「星のパラソル」ではマミの肩に2回手をかけるが、2回とも払い除けられている。
後半になるとその思いはますます強くなりマミの夢に見ることもある。またベッドの枕元の写真立てにはマミの写真が入っている。(第35話「立花さん、女になる!?」)
第47話「マミのファーストキス」でも幾度も肩に手を回している。この時は払い除けられなかった。
御曹司としての日常生活
御曹司というだけあってプール付きの大きな屋敷に一人で暮らしている。
使用人の中には代々立花家に仕えてる者もおり、屋敷の部屋には立花家先祖の肖像画が飾られている。
決して昨日今日の成金ではない、上流階級の家系であることがわかる。
第21話「かわいい恋のパーティ」では自宅の庭で政財界の大物たちも呼んで、バースデーパーティーを開いていた。
このようにかなりの上流階級であるのは間違いないが、さらにその上をいく本物の上級国民ハイソサエティクラブのメンバーにはこれでもかというぐらい媚びへつらっていた。
愛車はライトイエローのメルセデスベンツ。
しかし腕時計はあまりこだわりがないのか、チプカシを愛用。
さらに日付も合わせずに適当だったりする(※第19話マミの一番長い日、放送日は1983年11月4日)