各ストーリー

第50話「マミがいなくなる」

第50話「マミがいなくなる」

あらすじ3行で

ピノピノからもらったマミに変身できる魔法の期限は残り数日に迫っていた。

期限が来るとマミは芸能界から、いやこの世界からいなくなってしまう。

そんな時に「クリィミーマミ引退!」週刊誌にそんなスクープが出た。

デビューからもうすぐ1年。芸能界のお仕事が順調のマミちゃん

グラビアのお仕事もこなすようになりました

グラビアのお仕事1
グラビアのお仕事2
グラビアのお仕事3
グラビアのお仕事4

うーーーーん、かわいいけどこれ21世紀的にはオッパイが少し小さいな。

ネットに残念ちっぱいとか書かれるやつだ。

第13話「鏡のむこうのマミ」で出てきたニセマミはそこそこ巨乳だったのに

クリィミーマミデビュー1周年記念コンサート計画

会場は外国。日程は7月1日!

立花さんの愛車はベンツ

グラビアの仕事帰りの3人。

車の中で立花さんからクリィミーマミデビュー1周年記念コンサートの計画を知らされます。

立花「東洋の真珠、100万ドルの夜景と言われる香港だ!」

木所「もしかしてあのクイーンエリザベススタジアム!?」

ちなみのこの頃香港はまだイギリス領です。

なので国家元首はイギリスのエリザベス女王。

デビュー1周年を記念して堂々と海外でコンサートを行う予定です。

え、ちょっとまって!?

たしか魔法が使えるのは1年。

もうすぐフェザースターの魔法は使えなくなるはず……

そうなるとマミちゃんはもうこの世からいなくなってしまうのでは?

それにパスポートはどうするのーーーー?

魔法の期限は6月30日まで。7月にはマミはもういない。

これもう令和では放送できないやつですねw

昭和ってよかったなあ。

それはさておき森沢家のお風呂で使われているシャンプーのブランドはL-GAIMとPEJITE

L-GAIMとPEJITE

優ちゃんが手に取ったのはPEJITE(ペジテ)。

このペジテというのはナウシカに出てくる都市の名前で、ペジテの王女ラステルの声は冨永みーなさんです。

ペジテの王女ラステル
ペジテの王女ラステル

ミントシャンプーっぽいL-GAIMはお父さんのシャンプーかな。

地域によりますが、当時クリィミーマミの裏番組のアニメがエルガイムでした。

そしてその隣にはスタジオぴえろのロゴの入ったボトルまであるぞ。

遊びすぎだろ、スタッフw

シャンプーする優ちゃん

優ちゃんの入浴中、ネガたちは魔法の使用期限を調べていた。

それによると魔法が使える期限は6月30日午前5時45分

香港コンサートの7月1日には、もうマミはいない……

6月30日午前5時45分までしか魔法が使えない
6月30日午前5時45分までしか魔法が使えない

あれ?コンパクトの文字が読めないとかいう設定はどうなった?

ネガポイント

やっぱり本当はコンパクトの文字は読めていた。

優ちゃん「コンサートを6月に繰り上げてもらって日本でやってもらおう」

髪を乾かす優ちゃん

そんな簡単にコンサートのスケジュールって変えられるんか?

しかも海外コンサート!

会場だってもう押さえてあるみたいだし。

日程も会場も変えられない

次の日に立花さんに会場変更を頼んでみるがやっぱり無理。

マミ「じゃあせめて6月中に」

どうしても聞き入れられず、どうしていいかわからなくなるマミちゃん。

立花「どうして6月にそんなにこだわるんだ?」

マミ「(もうマミになれないからなんて言えない)」

そんなわずかな心の揺れを感じ取るめぐみさん。

異変を感じるめぐみさん
異変を感じるめぐみさん3
異変を感じるめぐみさん2

マミの異変に気づくめぐみさん

その夜、気になっためぐみさんはマミのスケジュールを見せてもらう。

すると7月以降の仕事が入ってない!?

マミのスケジュールが空きばかり

そして実相寺アングル

実相寺アングル

めぐみ「どういうこと、これ。こんなスケジュール、慎吾は知ってるの?」

木所「知るわけないですよ、怖くて言えないから」

木所!お前はやっぱり無能なマネージャーだ!

売れっ子アイドルの1ヶ月後のスケジュールがスカスカ、それを社長に報告できないって💦

会社にはホウレンソウという言葉があってだな(以下ry

スクープ報道!クリィミーマミが引退!?

森沢家の朝刊記事。

宇宙人襲来の新聞記事

結構すごい内容のニュースですなw

パパ「あいつに限って親に言えないようなことしてないよ」

いやいや、メッチャしてますw

あなたたちの娘はいつの間にか国民的アイドル歌手になってました。

ママ「その『限って』が危ないのよ」

優ちゃんが上手く隠して1年間もバレなかったと考えるか、抜けた親で1年も気が付かなかったと考えるべきなのか。

優ちゃんを心配するパパとママ

そして2回目の実相寺アングルきたー

優ちゃん「やっぱり立花さんに言うわ。7月1日にはマミはもういません、て」

優ちゃんて責任感強いですね。

中の人はまだ小学生なのに。

ワイなんか大学生の時でもバイトブッチとかしまくりでしたよ(反省)

週刊誌にクリィミーマミの引退がスクープされた

そしてこの日の発売の週刊誌

クリィミーマミ引退!

立花「どういうことだ!?」

立花社長
おどろくめぐみさん

立花「誰がいったいこんな記事を……まさか」

スクープの情報源をさぐれ!

スネークジョーきたー

かつてはフリーのジャーナリスト、放送作家、プロデューサーの仕事をしてきたスネークジョーさん。

今はキッチンカーでお好み焼きの移動販売をしています。

立花「さがしたぞ。この記事は貴様の仕業だな」

ジョー「よせやい、オレはもう堅気になったんだ」

いやいや、ジャーナリストとかマスコミ関係の立派なお仕事だったと思いますが……ちがうのかな?

ジョー「今までの詫びにその記事書いたやつ調べてやるよ」

ジョーさん、ほんといい人ですね。

マミと絡みさえしなければお好み焼き屋じゃなく今でも芸能界で……ううっ(涙)

そしてクリィミーマミ引退法報道を聞いて冷静さを失う俊夫くん

俊夫「オレ立花さんに事情を聞いてくる!」

ミドリくんを置いてパルテノンプロへ向かう
またしても置き去りのミドリくん

あれ?またミドリくんを置き去り……

さらに自転車を家に届けておけとミドリくんをパシリに使う、ひどい俊夫くん

パルテノンプロで最後の話し合い

マミ「お願いです、コンサートは6月中にしてください」

立花「無理無理無理、絶対無理ー」

いくら話し合ってもコンサートの日程だけは変更できない。

そりゃそうだ。

もう会場も押さえてある海外コンサート。

そんな簡単に変えられるもんじゃないです。

結局押し切られるマミちゃん。

そりゃそうだ、相手は会社の社長で大人。かたや自分は中身は小学生。

交渉なんて無理です。

でもこれじゃ問題を先送りしてるだけで、どうにもならないんですよ、マミちゃん。

ワイなんかこれで何度バイトをブッチして(以下ry

そこへスネークジョーから電話が入る。

さすがジョーさん、わずか半日で情報源を突き止めた!

今気がついたがこの帽子、まるで銭形警部じゃないか!

銭形警部
銭形警部とお揃いの帽子

銭形警部のソフト帽はボルサリーノだと思われます。

記事のニュースソースはあの金持ち超セレブのハイソサエティクラブでした。

ハイソサエティクラブだと!

立花「なに!ハイソサエティクラブだと!?」

そしてマミちゃんが事務所を出たところを何者かが拉致!

何者かがマミちゃんを拉致

ほんとこのアニメ、誘拐とか拉致が多いぞ、大丈夫か、日本の治安!

俊夫「警察に連絡したほうが」

立花「そんなことしたらますます騒ぎが大きくなる。もう少し様子をみよう」

もう少し様子をみよう

なんでこの人たちはこうやっていつも問題を先送りするかな?

さっさと対応すれば小さな問題で済むのに、先送りにすることで大ごとになってしまいます。

これってまるで水戸黄門じゃないか?

それから数時間後、犯人とおぼしき相手から電話が。

3人は指定されたあるホテルに向かうことにした。

そこで待ち受けているのは……

黒幕は海外の王室と日本最大の上級国民グループ

黒幕は某国の王室と、日本最大の上級国民組織だった。

呼び出されたのはプリンセスホテル。

通された部屋にいたのは……第20話で日本に来日していたトンガリ王国の王子と魔法使いのババア。

トンガリ王国王子と魔法使い二人

マミちゃんらを●そうとしたが失敗に終わったため、そのスキャンダルをもみ消すために王室がマミちゃんを支援すると約束することで手打ちになったあのトンガリ王国です。

さらにそのときの齢2000年の超ベテラン魔法使いのババア。

たしかマミちゃんとの戦いに敗れて塵となって消えたはずなのにいつの間にか復活していた。

そしてさらにもう一人。

第38話に登場した日本経済を裏から操る上級国民組織ハイソサエティクラブの会長、兵藤進ノ介

外国の王室と日本の上級国民コミュニティの会長。

この人たちがマミちゃんのファイナルコンサートのバックアップについてくれました。

兵藤「デビュー1周年記念コンサートは6月中に国内で。それがマミさんの希望です。それを叶えるために会場を押さえました」

さすが超セレブ!

マミ「どこですか」

兵藤「セントラル競馬場です」

優ちゃんが宇宙船を追いかけて無断侵入した競馬場……じゃなくて、ピノピノから魔法を授かった運命の場所。

セントラル競馬場で魔法を授かる

こうしてクリィミーマミはファイナルコンサートに向かって動き出したのです。

つづく

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