クリィミーマミとウーフニック VS 悪魔の使い
今回のストーリーあらすじ
地球にはウーフニックと呼ばれる、ただ存在するだけで世界を平和にする37人の妖精がいます。
ウーフニックたちは自分がウーフニックであるということを知らず人間として生活しています。
しかしウーフニックは自分がウーフニックであることを知ると死んでしまうのです。
そして優ちゃんたちのご近所に住む吉野のおじさんがウーフニックだったのです。
その吉野のおじさんを殺そうと悪魔の下っ端ビーノがくりみヶ丘にやってきました。
ビーノはウーフニックを一人殺すと悪魔の使いに昇格するのです。
優ちゃんは吉野のおじさんを守るためにビーノと戦うことになった!
ウーフニックと悪魔の使い
くりみヶ丘に住んでいるウーフニック
ウーフニックとは何なのか?
ネガたちの説明によると地球上に37人いる妖精で、ただ地球にいるだけで地球を平和にしている妖精がいるのです。
しかも本人たちは普段ふつうの人間として暮らしていて自分が妖精であることを知らないのですが、自分が妖精であることを知ったらその瞬間死んでしまうのです。
ウーフニックにはビーノと呼ばれる敵がいて、ビーノはウーフニックに
「お前はウーフニックだ!」
と告げるとそのウーフニックは死んでしまい、ビーノは悪魔の使いに昇格出来るのです。
ビーノはウーフニックを探してくりみヶ丘にやってきました。
最初に現れたのは優ちゃんの家の庭。
お店に忍び込んで特製ジャムをつまみ食いしました。
このジャムは普段お店で使っているジャムとは違い、お得意様の吉野のおじさん専用ジャム。
このジャムが無いため予約されていた特製クレープが作れなくなってしまった!
クレープ屋クリィミー、大ピンチ!
クレープ屋の常連、吉野のおじさんはウーフニック?
その吉野さんの家。すごい豪邸!
吉野さんてお金持ちなんですね
しょうがないので別のジャムで作った代わりのクレープを持って優ちゃんが謝りにいきます。
優しい吉野のおじさんは許してくれます。
ヨカッタヨカッタ。
しかし代わりのクレープを食べた吉野さん、なぜか急に咳き込んでしまいます。
あれ?パパが腕によりをかけて作った代わりのクレープなのに……
ところがこの代わりのクレープが大失敗。
パパがドジをしてなんとタバスコ1本丸ごと入りの生地でクレープを作っていたのです。
優しい吉野のおじさんは優ちゃんたちの前では美味しそうにクレープを食べましたが、その後寝込んでしまいました。
執事「やはりクレープが原因ですか?」
医者「いや、わかりません」
ウーフニックを探す悪魔の下っ端ビーノ
ネガ「吉野のおじさんはウーフニックかもしれない。ウーフニックというのは地球に37人いて、ただいるだけで地球が平和になるという妖精なんだ」
ネガ「でもビーノに見つかるとウーフニックは死んじゃうんだよ」
一方、ウーフニック探しをしているビーノ。
ビーノはミドリ君の家にも忍び込んだらしく、その時にミドリ君に槍を折られてしまいました。
この槍はウーフニックを探しだすセンサーの役目も果たしているのに。
探知機が壊れて途方に暮れるビーノ。
そのビーノを捕まえようと、エサにサンマを焼いておびき寄せようとする優ちゃんとミドリ君。
七輪のサンマでおびき寄せられるのって岩鬼ぐらいだぞ。
と思ったらまんまとおびき寄せられるビーノ。
一旦は捕まるがミドリ君のドジでビーノを取り逃がし、さらに吉野のおじさんがウーフニックであることがバレてしまった!
ついにウーフニックを見つけた悪魔の下っ端
しょうがないので吉野のおじさんのお屋敷の前で優ちゃんが見張りです。
真夜中に女子小学生が出歩いて人の家の前で寝ずの番。
いいのか、こんなの?
ビーノはウーフニック探知機が壊れたままなので、地図で吉野さんの家を探してます。
そして吉野のおじさんの家を発見
しかし優ちゃんが眠っている間にお屋敷に入り込むビーノ。
そしてビーノは吉野のおじさんに
ビーノ「お前がウーフニックだ!」
と告知してしまいました。
自身がウーフニックであることを告知され苦しみ出す吉野のおじさん。
自分がウーフニックだと知ってしまい、とうとう吉野のおじさんは死んでしまいました。
ビーノ「ついにウーフニックを倒したぞー」
バイトから正社員に昇格!
じゃなくて、悪魔の下っ端から
悪魔の使いに昇格!
今度は優ちゃんが新ウーフニックに任命される
そこへ虹色の光が!
ウーフニックは1人減ると次の人員を補充しなければならず、この光を浴びた人が新しいウーフニックに任命されるシステムのようです。
その新しいウーフニックに、なんと優ちゃんが選ばれてしまいました。
ネガ「この虹色の光を浴びるとウーフニックになってしまう!避けるんだ、優」
ウーフニックになってすぐにビーノに告知されると今度は優ちゃんまで死んでしまう……
ビーノ「1度に2人もウーフニックを倒せるチャンスだ!」
ビーノ「光を浴びて新しいウーフニックになれ!」
優ちゃん「わたしすでに魔法使いなのよ。その上にウーフニックも兼任?芸能界の仕事もあるのよ、ムリムリ」
魔法の天使 vs 新人悪魔の使い
光を避けてマミに変身!
そしてマミちゃんとビーノのバトル。
マミ「ふわりひろがる優しい光!クリィミープリズム!」
クリィミーステッキでビーノと大バトル!
部屋中に響き渡る金属音!
ところでクリィミーステッキって何で出来てるんだろ?
フェザースター製の超合金?
かなり丈夫なような。
しかし剣の腕前はマミちゃんの方が上。
ビーノ全く歯が立ちません。
そして……
マミちゃんに追いつめられたビーノは虹の光を浴びてしまい
今度は自分がウーフニックになってしまいました。
「あ〜やっと正社員……いや、悪魔の使いになれたのに〜〜」
さっき生えたばかりの羽も無くなっちゃいました。
平和を守る妖精ウーフニックと妖精を殺す悪魔の使い。
2つの属性を持ったハイブリッド・ビーノが誕生しました。
なぜか生きていた吉野のおじさん
しかしここで不思議なことが起こりました
ウーフニックであったことを知らされ死んだはずの吉野のおじさんが生きかえりました。
はぁ?死んだ人間が生き返る!?
今までの緊張感は何だったんだ?
なにこの茶番∑(゚Д゚)
今回の脚本は誰だよ?
土屋斗紀雄!またお前か!?
子ども向けアニメだと思って適当な脚本書くんじゃねえぞ。
クリィミーマミのどのレビューサイトでも「え、死んだんじゃなかったの?」という話で結論付けられています。
しかぁし!
今回改めて検証してみると大変な 事実誤認 があることがわかったのです。
吉野のおじさんはウーフニックじゃなかった!
ウーフニックは全部で36人
な、なんだってー
ウーフニックは36人!?
最初ウーフニックは全部で37人て言ってなかった?
それからウーフニックは貧乏?
いやいや、吉野のおじさんメチャ金持ちやん。
ということはもしかして……
吉野のおじさんはもともとウーフニックじゃなかったのでは?
そうです。
吉野のおじさんは妖精のように心優しいけれど、ウーフニックでもなんでもない普通の人間だったと考えると全てつじつまが合います。
つまり 勝手にみんな吉野さんはウーフニックと思い込んでいただけなのです。
じゃあなんで吉野のおじさんは苦しんでいたの?
吉野のおじさんが寝込んだ原因は、やっぱりタバスコ入りクレープを食べたことによるものでしょう。
今なら食べログでボロクソ書かれて大炎上、店は閉店まで追い込まれますよ。
うまくビーノの仕業にしたおかげでクレープ屋クリィミーは助かりました。
つづく