第1話「フェザースターの舟」
見えないものが見える不思議少女優ちゃん
UFOを追跡
記念すべき第1話。
主役声優の太田貴子の下手くそな演技と、固まりきってない絵柄のタッチで早くも見る気が失せた人も多かったはず。
しかしこれが1年後には伊藤和典に「これ以外の声が想像できない」と言われることになろうとは誰にも想像できなかった。
くりみヶ丘の風景とか
お店の外観とか
ちなみに優ちゃん、前の髪の毛に分け目が描かれたのは第1話だけです。ちょっと違和感。
もしかして色指定のミスかも?
優ちゃんは何を見ていたかと言うとものすごいスピードで飛んでいく巨大な宇宙船UFO。
魔法の国フェザースターの船ですが、そんなのはあとからわかることで、宇宙人の侵略かもしれません。
なのに興味津々で見入っています。
あ、前髪の分け目がなくなりましたね。
やっぱりさっきのは色指定のミスだったようです。
セルを手描きしていた頃はよくあるミスでした。
ちなみに今日は1983年7月3日(日)(放送は1983年7月1日(金))のようです
さてその謎の宇宙からの飛行物体追って、小学4年生の女の子がローラースティック(と言うありそうでなかった架空の乗り物)でUFOの追跡を開始。
ロープを引っ張ってエンジンをかけるリコイルスターター方式で、燃料はたぶんガソリン。
どう見ても運転免許がいるやつです。
これ小学生の無免許運転ですね。大丈夫か、おい💦
そしてなんと今度は俊夫くんが、お蕎麦屋さんの自転車を盗んで追いかけます。
大丈夫か、この二人💦
案の定ふたりとも警察に追いかけられますが、それを堂々と無視して振り切ります。
これ絶対将来レディース(女暴走族)とかに入りそうですねw
こんなかわいい娘がレディースに入ったら、あの優しそうな両親はどう思うんでしょう。
その後はパトカーや、なんとヘリまで出動!
フェザースターの宇宙人ピノピノと遭遇
警察の追跡を振り切った優ちゃん、セントラル競馬場に無断侵入します。
UFOもといフェザースターの舟を見上げる優ちゃん。
ちなみに時刻は夕方です。
しかしUFOの影響で地震が起こり、どれぐらい時間が経ったのでしょうか。
次のシーンでは夜になってます。
ここで初めてポジとネガに出会い、船が見えていることを告げると船の中に招待されます。
ネガポジ「船が見えるの?」
優ちゃん「見えるよ。大きなキラキラの船だよ」
ネガポジ「み、見えてる……」
ネガポジ「我々を見られた以上、このまま帰すわけにはいかない!」
と思ったかどうかはわかりませんが、とにかくUFOに引き込もうとします。
ほら宇宙人に攫われた。
だから言わんこっちゃないw
知らない人どころか、知らない宇宙船に着いていったらそりゃこうなりますよ。
でもいい宇宙人で助かりました。
「大きな夢嵐にあって帰る道がわからなくなったが君が道案内をして助けてくれた」そうです。
後ろから付いていっただけなのに道案内?
よくわからないですが、とにかく人助けしたようです。
そのお礼にと1年間期限付きの魔法が与えられ、お目付役のネコ2匹(ポジとネガ)がつけられました。
ネガ「やだよーーオレ帰るーーー」
ポジ「1年なんてすぐよ」
そして無事帰っていくフェザースターの舟を見送る優ちゃん。
でも俊夫くんにはそれが見えない。
初めて魔法を使ってみる優ちゃん
コンパクト型ガジェットの使い方がわからずネガに聞く優ちゃん
優ちゃん「ねえ、これなんて書いてあるの?」
ネガ「キャノって言ってごらんよ」
ウェイクワード(起動ワード)はキャノ。
Hey Siri!では起動しません。
優「これどうやって使うの?」
ネガ「なんだよ、そんなこともわからないのか」
と言いながらなかなか教えようとしないネガ。
ネガ「読み方忘れた」
この時のネガの顔、これ絶対読めてるよね?
そしてネガが次に教えた呪文は「パンプルピンプルパムポップン」
精神統一する優ちゃん。
実相寺アングルきたー
1回目は失敗したけど、2回目ステッキを振り回すと見事に魔法が起動。
そんななかで一つ教えた魔法を唱えると、なんと大人の女の子に変身しちゃいました。
「Wao!これがわたし!?」
喜ぶ優ちゃん、もといマミちゃん。
いやいやいやいやいやいや
いきなり別人になったら普通ならもうこの時点でパニックですよ。
戻れなかったらどうしようって💦
良い意味で無邪気、悪い意味で無謀無計画。
知らない宇宙人からもらった魔法を使うなんて怖いでしょ。
魔法と引き換えに命とか魂とか取られないかなって疑っちゃいます。
あとからこんなこと言われたらどうするんだ!?
でもまあこうしてこの物語は始まったわけであります。つづく