第40話「くりみヶ丘小麦粉戦争」
スネークジョー最後の戦い
これまでもマミと反社会勢力との闇交際を暴き、クレープ屋の娘であることを突き止めた敏腕芸能記者スネークジョーさん。
芸能界の闇に切り込もうとしたため仕事を干されてしまいました。
仕事がなくなり平日だというのに昼まで寝ています。
もはや無職のニートじゃないか。
そんなジョーさんのことを一人の女性が訪ねてきました。
大阪では15件のお店を展開するお好み焼き屋チェーン店”火の車”のあと取り娘の久美子さん。
泣きぼくろのある女性は男女関係で苦労する
ジョーって大阪出身だったのか。
単身東京に出てきて久美子さん。
ジョーさんと一緒に東京でも”火の車”の店を出したいみたいです。
これもう芸能記者あきらめていっしょにお好み焼き店やれよって思いますが。
いっしょにお好み焼き屋をやろうと誘う久美子さんに対し、全然やる気のないジョーさん。
久美子「芸能記者辞めたんでしょ。だったらハロワ行くか、うちの店手伝うか、とにかく働きなさいよ」
ジョー「芸能記者を辞めたんじゃねえ、仕事がこなくなっただけだ」
強がりを言うジョーさん。
芸能界の闇に手を突っ込んだばかりに完全に干されてしまったスネークジョーさん。
しかしどうしてもクリィミーマミの正体を暴きたくてしょうがありません。
そこで閃きます。
「お好み焼き!これだ!!」
今までマミに何度も煮湯を飲まされてきたジョーさんが最後の勝負を仕掛けることにしました。
くりみヶ丘まで出張してクリィミーの前に店を出しました。
昭和の時代でも無許可で路上出店て……
そんなお店に早速お客さん第一号が!
なんと守くんではないか
どうやら守くんはお好み焼き(イカ玉)が大好きなようです。
こうしてクリィミーの前でお好み焼き屋を始めたジョーさん。
物珍しさと開店の安売りでどんどんお客さんが集まってきてます。
やばい!このままではクリィミーが潰れてしまう!
パパ「どういうつもりでうちの前で店出してるんだ!(怒」
ジョー「じゃあ勝負しようじゃないか。うちが負けたら店を引き上げる」
ジョー「クリィミーマミの正体はあんたたちの娘だ。勝負に勝ったら本当のことを話してもらおう」
一方的に勝負をもちかけました。
パパもママも「なに言ってんだこいつ」って感じですが、ジョーさんは100%の確信を持ってます。
でもまあ本当のことだし。
くりみヶ丘の小麦粉戦争、開戦!
こうしてクリィミーと火の車は1週間の売上枚数で勝負することになりました。
選手宣誓したりお客さんも集まってきて、イベントとしても盛り上がりそう。
これだとWin-Winになるんじゃん。
ルールは1週間の売り上げ枚数の多い方が勝ち。
審査員までいてちゃんと枚数をカウントします。
だからクリィーミーじゃなくてクリィミーだって💦
この間違い、実はこれで3回目です(第13話「鏡の向こうのマミ」、第38話「ときめきファンクラブ」)
2日目
スネークジョーさん、守くんをスカウトし近所の小中学校にチラシ配りに行きます。
そしてさらに久美子さんが短パンTシャツ姿になってお色気作戦。
ジョーさん、少し引いてるぞ💦
クリィミーはチンドン屋で宣伝してます。
186 vs 203
3日目
火の車:駅前で街宣アピール(守くん、火の車に取り込まれる)
守くんは発達障害で空気は読めませんが、その人が良い人かどうかを見極める目は確かです。
そんな守くん、スネークジョーさんのことを「ジョーおじさん」と呼んで慕い出しました。
そうなんですよ、スネークジョーさんは実は良い人なんです。
仕事熱心で真面目であるがゆえに、たったひとりで芸能界での闇に切り込もうとしたジャーナリストなんですよ!
クリィミー:優ちゃんと俊夫くんのクラスメートたちが食べに来てくれる
565 vs 579
4日目
苦戦が続く火の車。
火の車:綾瀬めぐみにオファーするも断られる
売上げが伸びないのはこんなチンピラが店の前に立ってるからだと思うのですが
5日目
このままでは負けてしまう!
そこでジョーさんが考えたのが新商品クレープお好み焼き……いや、お好み焼きクレープ?
これぞクレープの皮でお好み焼きを包んだ新感覚フーズだ!
すげえぜ、スネークジョーさん。
これはまちがいなく40年先を行っているぞ
しかしこれが見事に大コケする
終了時1090 vs 1228
40年早すぎました(涙)
6日目
その差はどんどん広がり、火の車敗色濃厚。とうとう最終日決戦に。
最終日
そしてとうとう最終日には最終兵器クリィミーマミが応援にやってきた。
お店の宣伝に国民的アイドル使うなんてチートすぎるでしょ。
これでもう勝利確定ですやんw
あれ、優ちゃんはどこへいった?(笑)
勝負あったと思われたがそこへ大阪のお好み焼き協会の人たちが応援にやってきた。
一気に形成逆転
マミ「このままじゃ負けちゃう、どうしよう……」
そう言いながらクレープまで焼いてお店の手伝いをこなしてしまうマミちゃん。
どう見てもクレープ屋の娘です
そしてタイムアップ!
22枚差!お見事、お好み屋火の車の逆転勝利です。
喜ぶ久美子さん。
泣きぼくろのある女性は涙もろい
後ろでお父さん、いやお義父さんもうれしそう。
しかし功を焦ったスネークジョーさん、久美子さんたちの前でマミに詰め寄ります。
ジョー「さあ、約束だ。正体を明かしてもらおう」
約束は約束ですから
久美子「え、どういうこと?」
正直に事情を説明するジョー。
勝負に勝ったらマミの正体を明かしてもらい、それで芸能記者のトップに返り咲くという計画だった。
そんなこと黙っておけばいいのにね。
でもそういうところがジョーさんの良いところなんですよ。
当サイトはスネークジョーさんを支持しています。
しかしそれを認めなかったのは久美子さんだけでなく、お父さんと大阪のお好み焼き協会の人たち。
「そんな事情やったらわしらの分は無しや」
えーーーーーーーーなんでーーーーーーーー?
クリィミーだって3日目には学校の友だち動員してるんだから有りなんじゃないかな?
よくわからない裁定でまたしてもジョーさんは敗北した……かに見えた
一発逆転のチャンスはあった……
あーーーーーっ
でもここで逆転の一手があったーーー
気づけ!気づくんだぁジョー!
その逆転の一手とは!?
「あれ?たしか小学生の娘さんがいたよな?どこ行ったんだい?」
しかしその逆転の一手に気付かず、ジョーさんは勝ちを逃してしまった。
優ちゃんがいないことになぜ気が付かない、ジョー!
そのことに気がつけば逆転勝利もあったのにーーー
「マミはこのクレープ屋の娘」
ジョーさんはこのことに100%確信があるがゆえに、もう一人の娘がいないということを見落としてしまった。
今日もまた詰めが甘かったぞ、ジョー。
その後、お好み焼き火の車はどうなったのか
こうしてまたしても失敗に終わったスネークジョーさん。
その後ふたりはどうなったかというと
仲良くお好み焼き屋さんをやってます。
ジョーさんは芸能記者やめてお好み焼き屋になっちゃうみたいです。
当サイトはこれからもそんなスネークジョーさんを応援していきます。