第8話「渚のミラクルデュエット」
あらすじ
守りたいこの笑顔
第8話 作画監督、後藤真砂子
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
なにこのハイクオリティな作画。
ダメだーー
キャラクターデザインより綺麗な絵描いちゃダメだーーーー
優ちゃんだけでなくマミちゃんも。
守りたいこの笑顔
クリィミーマミに限らず80年代のアニメってその回の作画監督によって毎週絵が違いました。
だいたいどのアニメも4〜5グループでローテーションしていて、アタリの回とハズレの回の作画レベルが相当ありました。
クリィミーマミでは作画崩壊と言われるほどひどい回はないですが、逆に後藤真砂子さんが作画監督の回は飛び抜けて絵が綺麗でした。
そして当初は声優素人だったおたこ姫こと太田貴子さん。
もうどんどん上手くなってきていて、2ヶ月目の第8話で声が仕上がってきました。
今回のお仕事は夏休みジョイントコンサート
さて今回の話は(1983年)8月20日(土)から2泊3日で泊まりがけの出張(放送日は8月19日)。
仕事に打ち合わせにテレビ局(汐留日テレ)までキックボード……じゃなくてローラースティックで出かける優ちゃん。
あいかわらず無免許運転だよね、これ……
そして輪行袋もなしに電車内に持ち込み。
さて今回の変身シーンは必見。
令和にはほとんどない電話ボックスの中で変身します。
電話ボックスのガラスがいちど粉々に砕けちり、このあとガラスが元に戻るという演出。
ぜひ動画で見てください。
本題に戻って。
磯浜ビーチで綾瀬めぐみさんとのジョイントコンサートのお仕事です。
しかしいくら夏休み中とはいえ、小学生の優ちゃんが親に内緒で泊まりがけのお仕事はちょっと無理があります。
マミ「磯浜ビーチ!?家に帰れないよ」
立花「大丈夫。ちゃんとホテルを取る」
困ったマミちゃん。
このままだと仕事に穴をあけてしまう!
断るマミちゃんですが今回の目玉であるステージカーのお披露目ということで、うっかり承諾してしまいます。
車体のヨコにマミの顔があって1歩間違ったら痛車になりそうなデザイン。
うーーーん、なにやらバンダイ案件の匂いがぷんぷんしますが。
とにかく磯浜ビーチに行かないとダメになった優ちゃん。
しょうがないのでお父さんたちに
「やだやだやだ、8月20日から2泊3日で磯浜ビーチに行きたいのー」
と嘘泣きして頼み込みますが、逆にパパやママに怒られてしまいます。
もうだめ〜仕事に穴が空いちゃう〜
優ちゃん小学生なのに責任感強いなあ。
ワイなんか平気でバイトとかブッチしていたけど。←ダメです
と思っていたけど、結局やさしい両親は優ちゃんを連れて磯浜ビーチへ泊まりがけで出かけることになりました。
よかったね、優ちゃん。
磯浜ビーチへGO!
こうして磯浜ビーチに出発すことになった森沢家。
しかし途中でパルテノンプロの新ステージカーと遭遇。
煽り運転ならぬ公道レースが始まります
それにしてもママの運転乱暴すぎる!?
これじゃママさん、まるで暴走族上がりじゃないかw
なんとか事故も起こさず磯浜ビーチに到着。
こうして磯浜ビーチで昼はクレープ屋さんで出稼ぎ営業することになりました。
ん?営業許可無しに勝手に屋台出したら怒られますよ。
と思ったけど、そう言えば先週日本マフィアの親分と仲良くなったので地元のテキ屋さんにも話が通っているんでしょう(適当)
コンサート本番。でもまためぐみさんが意地悪してきた
そして夜はビーチでコンサート(無料なのかな?)
今週も無事ギリギリ間に合いました!
マミ「おまたせーーー笑」
ここでめぐみさんの指示で打ち合わせに無い演出。
優ちゃんをステージに上げてマミとデュエットさせようとします。
え、まだ優=マミって疑ってるの?
と思ったらそうじゃなく、素人の女の子とデュエットさせてgdgdな展開にしてマミに恥をかかせようというつもりだったみたいです。
しかし優=マミなので歌は問題無し。
マミちゃんもスモークを焚いてそこに映像を映し出してピンチを脱します。
プロジェクションマッピングきたーーーー
しかし当時にそんな技術あったのか!?
余談ですがキャラクターデザインの高田明美先生によると、先生自身のこだわりで二人が同時に同じ空間に存在するという絵がなかなか描けなかったそうです。
なのにあっさり描いちゃったよ(マミちゃんは映像ですけど)
gdgd展開にしようとしていためぐみさん、二人の息がぴったりなのにおどろきます。
めぐみ「うそーーーっ息ぴったり……」
そりゃあマミの中の人ですからね。
さて夏休みはまだ続きます。