第34話「スネークジョーの逆襲」
スネークジョー「オレが必ずマミの正体を暴く!」
フリーランスの芸能ジャーナリスト、スネークジョーさん。
しかしクリィミーマミのスクープだけはどうしても取れず、業界での地位と信用を無くしていた。
フリーランスの辛いところ。
これ心折れます、マジで。
ジョー「クリィミーマミが最初に現れたのはどこだ?」
ジョー「あのクレープ屋だ!」
ジョーってやっぱり優秀なジャーナリストだよね。
こうして雨の日も風の日も、昼も夜もずっとクレープ屋の張り込みを続けるジョー。
出待ちのファンと電車で帰るアイドル
パルテノンプロのオフィスのあるビルで、マミちゃんの出待ちをするファン大伴俊夫くんとお供のミドリくん。
長い時間待った甲斐あって見事にマミちゃんと会うことができました。
おいおいおいって思ったけど、そこはパルテノンプロに強力なコネクションを持つ大伴俊夫くん。
マミちゃんも一緒に帰ることを承諾します。
俊夫「意外とみんなマミちゃんだってわからないんですね」
マミ「芸能人オーラ消してるのよ」
でも今日は7時までに家に帰らないといけないマミちゃん。
時間ギリギリで心の中はかなり焦っています。
そしてついうっかりくりみヶ丘駅で降りてしまうマミちゃん。
そこはなんとか上手くごまかして二人を先に帰らせました。
俊夫「マミちゃん、さようなら〜」
スネークジョーついにマミの正体を突き止める
今日は7時までに家に帰らないといけないマミちゃん。
この日はパパとママがお出かけで、7時に電話がかかってくるからです。
時間ギリギリなので家まで走って帰ります。
そのせいで張り込み中のジョーに気づかないマミちゃん。
変身を解かずにそのまま急いで家に入るマミちゃん。
家に入ると同時にママから電話がかかってくる。
マミ「うん、ちゃんと留守番してるから。心配しなくて大丈夫だよ、ママ」
電話の会話をジョーに盗み聞きされてしまうマミちゃん。
ジョー「ママだと!?やっぱりマミはクレープ屋の娘だったか!」
とうとうマミの正体がジョーにバレてしまいました。
マミちゃんにドッキリ番組を仕掛けるジョー
次にテレビ局にクリィミーマミのドッキリ企画を持ち込むことにしたジョー。
芸能レポーターだけかと思っていたら放送作家もやるんですね。
企画が通りクリィミーマミにドッキリを仕掛けることになりました。
ドッキリの台本
マミちゃんとめぐみさんに1日郵便局長をしてもらう。
マミちゃんが少し席を外した瞬間に郵便局がクレープ屋さんになってしまった。
しかもクレープを焼いているのが優ちゃんのパパとママ。
え?と思ったらそこに強盗が入ってきて……あとは流れで。
というちょっとガバガバなシナリオです。
いよいよドッキリ本番
めぐみさんと二人で1日郵便局長をつとめます。
実はめぐみさんもドッキリの仕掛け人側。
ドッキリは本人以外は全員仕掛け人です。
誰ですか、本人も本当は知ってるなんて言ってるのは!
このあと配っているチラシが足りなくなり、マミちゃんが予備を取りに行って戻ってくると……
そこはいつもの見慣れた実家のクレープ屋クリーミーの店舗だった。
驚くマミちゃん。
そしてそこに追い討ちをかけるように強盗登場。
マミちゃんを人質にとります。
絶体絶命ーーーー
そして両親に危害を加えようとした強盗
パパとママのピンチ!
そしてとうとうマミちゃんは思わず叫んでしまいます。
マミ「パパ!ママーーーっ!」
キターーーーーーーー
ジョー「オレの勝ちだ、マミ!」
立花「やられたーーーー」
とうとうクリィミーマミの正体がバレてしまった……
膝から崩れ落ちるマミちゃん。
ジョー「みなさん、こちらの二人がマミちゃんのご両親でーす!」
ジョーさん勝利宣言。
しかぁっし!
ママ「28歳のわたしにこんな大きな子どもがいるわけないでしょ」
たしかに。
なんという説得力!
一同納得。
こうして一気に空気が変わってしまう。
ジョー「ねえ、さっきママって言ったよね?」
マミ「さあね、知らなーい」
今回もまた詰めが甘かったスネークジョー。
マミ「ジョー、またがんばったらいいよ」
またしても敗北してマミちゃんに慰められるジョー。
マミ「じゃあね、ジョー」
なんとかピンチを切り抜けたマミちゃん。
でも次から気をつけてね。
つづく