【第1話から第7話まで】
「魔法の天使クリィミーマミ_不機嫌なお姫様」の連載が始まりました。
第一話の出だしこそ夜に人知れず1人でトレーニング、努力してるというシーンがあったり
パルテノンプロの新人歌手が出てきたりして少し期待しましたが。
しかし第2話から第7話、目線こそめぐみさんだけど、ほとんどがアニメの話をそのままなぞっただけというストーリー。
新人(マミ)が入ってきて焦る先輩歌手(めぐみ)の心理状況も一応描いてはいるものの、決して掘り下げているとも言えない。
期待の新人歌手もとい新キャラ園田まち子もほとんどモブ化している。
ハッキリ言おう。
全然おもしろくない
スピンオフや外伝というのは、実はほとんど新作みたいなもんなんですよ。
ところどころでオジリジナルにあったシーンを登場させたりして、読者に
「あ、これが本編のあのシーンに繋がるのか!」
というように、
本編が伏線になってるという逆転現象がいいんです
だからめぐみさんを主人公のスピンオフ作品を作るなら、デビュー前のめぐみさんの話にすべきです。
例えば私が、なぜ「パルテノンプロの看板スター」というセリフが生まれたのかという話を書くとしたらこんな話にします。
まだ新人時代のめぐみさんが、先輩ベテラン歌手のいじめを受けます。
なんと生放送の出番に間に合わないように先輩歌手がめぐみさんを檻に閉じ込めるのです。
絶体絶命のめぐみさんを助けたのはテレビ局でバイトをしているめぐみさんのファンになったばかりの怪獣スーツアクターのお兄さん。
こうしてピンチを脱した新人歌手のめぐみさんは生放送で
「今日からパルテノンプロの看板を背負っていきます!私がパルテノンプロの看板スターです!」
と宣言。
めでたしめでたしと言った話にしますね。
もちろんこの話は本編の第5話「あぶない!?マミの秘密」につながるわけです。
どうです?おもしろくない?
他にはマミの前はめぐみさんをパパラッチしていたスネークジョーとの戦いとか。
最終的にはめぐみさんが主役の回の第22話「星のパラソル」につながる話とか。
いくらでも外伝という名のオリジナル作品が創れそうなのに。
新しいシナリオ考える気がないのかと言いたい。
原作が一応スタジオぴえろになってるから、あんまり好き勝手は出来ないんだろうけど、それだったらスタジオぴえろが無能なんであって。
もったいないなあ。
次回(第8話)は、いよいよあのスネークジョーさんが登場します。
めぐみさんとの過去の確執なんか描かれないだろうしなあ。
本編でのジョーさん最初の登場は、マミの反社会勢力との黒い交際をリークする話。
実はこれはめぐみさんからのリークだったと言うことにしてくれたらおもしろいんだけどなあ。
次回更新は4月19日(金)。
ちょっとだけ期待しよう。