7つの顔を持つ男スネーク・ジョー
プロフィール
あるときはフリーランスの芸能ジャーナリスト。
またあるときは芸能人相手の心理カウンセラー(ただしクライアントは綾瀬めぐみしかいないと思われる)
またあるときは芸能プロダクションのエージェント(代理人)
またあるときは放送作家。
そしてまたあるときはお好み焼き屋のオヤジ。
それがスネークジョーである(5つでした)
Wikiによると「鋭い目つきに慇懃無礼な口調、白いジャケットの上下と赤いシャツとソフト帽という出で立ちのチンピラ風のルックスが特徴」
するどい透察力の持ち主で、大阪出身にも関わらず江戸っ子弁を使っている。
ファッションは白いスーツに赤いシャツ、帽子はイタリアの高級ブランドボルサリーノのソフト帽を好んで愛用している。
芸能記者(ジャーナリスト)としての実力
スネークの名の通り、ヘビのようにしつこく芸能人を付け回してスキャンダルを取り公表することをスネーク砲と呼ばれている(適当)
長年にわたってフリーランスの芸能記者として活躍していた。
そのコネクションは強力で芸能事務所に内通者がいるとしか思えない極秘情報を持っていることがある。(一部では木所さんがその内通者ではないかと言われている)
その情報収集能力と取材に対する熱意から、業界での信用も厚かった。
ただしかつては綾瀬めぐみもターゲットにしていた時期があったが、硬いガードでスキャンダルを取ることができなかった。
どうもパルテノンプロとは相性が悪いらしい。
初登場でいきなりスクープ
第7話「大親分に花束を!」で初登場。
クリィミーマミが難病の少年のお見舞いをするという美談に、パルテノンプロと病院ぐるみのヤラセではないかと当初から疑惑を抱いていた。
取材により元々その少年には虚言癖があり、反社会勢力の親分の孫であったことが明らかになる。
そしてクリィミーマミが日本マフィアのドン・銭亀為五郎と面会している決定的瞬間を撮ることに成功した。
銭亀は子分たちを使って暴力でカメラを奪おうとしたが、百戦錬磨のジョーはうまく立ち回ってカメラを死守。
しかし最後はポジとネガの魔法によってカメラを破壊されスクープはパーになってしまった。
その後もマミの正体を暴こうとするめぐみの目論見に手を貸したり、彼女の不満を巧みに利用して彼女をパルテノンプロのライバル会社に引き抜かせようとするなど影で暗躍したが、
いずれも魔法の前に失敗に終わっている
クリィミーマミの正体を突き止めること成功
マミと関わったばかりにスクープを次々と逃し、業界での信用をなくしていった。
その地位を取り返すにはクリィミーマミの正体をスクープするしかない!
「マミが最初に現れたのはくりみヶ丘にあるクリィミーというクレープ屋」というパルテノンプロでも上層部のごく一部しか知らない情報をもとに、長期間にわたっての張り込み取材を続ける。
そして執念の張り込みの結果、ついにクリィミーマミが森沢家に入っていくところを目撃。
さらに電話での両親との会話内容から、ついにクリィミーマミ=クレープ屋の娘であることを突き止めた。
クリィミーマミの正体を見破った唯一の人物である
しかしなつめママの「28歳のわたしにこんな大きな娘がいるわけない!」と言われ、そのスクープは誰からも信用されなかった。
スネークジョー最後の戦い
大阪で20店舗を展開するお好み焼きチェーン店・火の車の社長の娘、堺久美子。
ジョーとは幼馴染である。
ジョーは久美子を利用してマミに最後の勝負を仕掛けた。
勝負に勝てばクリィミーマミの正体を明かしてもらう、負ければ今後一切関わらないという条件で、キッチンカーでお好み焼きとクレープ屋の売上げ枚数対決を申し込んだのだった。
しかしクレープ屋が学校の友人を招待するなど地元の利を生かし、終始リードされ苦戦を強いられる。
そして最終日にはアイドルタレント(クリィミーマミ)がゲストに来るというチート技を使われた。
にもかかわらず、最終的には故郷の大阪のお好み焼き組合の協力で堂々の勝利を収めたのである
が、ジョーがお好み焼き屋にならず芸能記者に復帰すると言ったため、お好み焼き組合の会長の謎裁定でジョーの負けとなった。
その後のスネークジョー
芸能記者を廃業し、幼馴染である境久美子と結婚してお好み焼き火の車の店主となった。
しかし廃業してもなおクリィミーマミ=クレープ屋の娘の真相が気になり、森沢パパに「本当はおたくの娘なんでしょ(もういいじゃん、ほんとのこと教えてよ)」と聞くが、それでも「違うよ、しつこいねえ」と一蹴された。
ただ前述の通り、この件に関してジョーは自分の目と耳で確認したので100%の確信を持っている。
そのためいくら否定されてもこればかりは永遠に納得することはないだろう。
しかし利害が消えてからは、過去の詫びとしてマミ引退記事の情報元を調べるなどしてパルテノンプロとも和解している。
また森沢家ともご近所付き合いをするようになった。
マミのファイナルコンサートで「オレが焼いたんだ、食ってくれ」と店の商品を差し入れたが、中身はお好み焼きではなくタコ焼きだった。
たしかに同じ粉モンだが、そこはあまりこだわりはないらしい。
スネーク・ジョーまとめ
反社会勢力との黒い交際、クリィミーマミの正体と、実にスクープを2回取っている。(第7話「大親分に花束を!」第34話「スネークジョーの逆襲」)
さらにお好み焼き勝負でも堂々勝利。(第40話「くりみヶ丘小麦粉戦争」)
以上、ジョーは3回クリィミーマミに勝ったことになるが、最終的には魔法の力と主人公補正とも言うべき謎展開で敗れている。
クリィミーマミにとって最強の敵だったことは間違いないが、こればかり相手が悪かったとしか言いようがない。